皆さま桜の季節ですね。
当店近所の裏川公園は昨日花見の方で賑わっていました。
若かりしころは桜なんて興味もなかったのですが
1年に一度わずか一週間ほど花を咲かせすぐに
散ってしまうはかなさに最近はきれいだな
と感じます。でも酒にはそのきれいさも負けてしまいますが・・・・
先月も2人の方が妊娠され本当に嬉しいです。!!!
まだまだこれからです。大切にされてください。
今日は葉酸についてです。
『葉酸摂取量と高度生殖補助医療における受精率との関連』
当店にご相談いただいている方にはご説明しておりますが
葉酸が高度生殖補助医療、ひいては自然妊娠においてもとても重要です。
葉酸摂取量と高度生殖補助医療における受精率との関連 において、
2012年に開催されたアメリカ生殖医学会(ASRM)第68回年次総会
で発表された論文を紹介します。
・葉酸の摂取量が多いほど体外受精の受精率が高くなる。
そして、葉酸摂取量で4段階のグループに分けて、受精率との関連を調べ
たところ、葉酸摂取量が増えるにしたがって、受精率も高くなることが確
認されております。
ただし、その一方、妊娠後期になると葉酸の過剰摂取が子どものアレル
ギー発症リスクを高くするとの報告もありますので、特にに妊娠後は
1,000mcg以上の葉酸を補充することは避けたほうがよいとされています。
しかしながらこのデータには葉酸の種類の問題があります。
葉酸の種類は、おもに天然のfolate(葉酸塩/ ポリグルタミン酸型)と、
人工的に合成されたfolic acid(葉酸/モノグルタミン酸型)に分かれます。
英語圏ではこのようにfolateとfolic acidで区別されていますが、日本では天然の「葉
酸塩」と人工の「葉酸」の違いを明確にしておらず、すべて葉酸とだけ表記されるこ
とが多いです。
そして、海外でもサプリメントや加工食品への栄養補給として使用されるのは、
多くが人工葉酸(folic acid)の方です。
今回のアレルギー報告があったのは人工葉酸(folic acid)の使用によるものです。
当店では天然葉酸で卵子の老化を防ぐ抗酸化を促しビタミン、
ミネラル、良質なたんぱく質を含むサプリメント提案
させていただいております。