人の体には酸化体(酸化物質)に対する抗酸化が備わっていますが
あまりに過剰な酸化ストレスが加わりますとご主人の分身である
精子の一番大切なDNAがダメージを受けます。
このDNAのダメージの30%以上になると自然妊娠は
難しくなるとされています。
フランスからの大規模な調査では不妊クリニックを訪れる精子を
みてみると60%以上の方で先程の30%以上の精子にDNAの損傷が
あることがわかりました。
100人不妊のご夫婦がいるとすれば少なくとも60人は男性の精子に
問題があったことになります。
そして7月に放送されたNHKの精子のクライシスでは欧米人よりも
日本人の方がさらに悪いことが放送されていました。
これまでの病院での検査では精液量1.5ml以上、精子濃度1500万以上
運動率、正常形態率、白血球数は見ていますが肝心のDNAは検査されて
いません。
決して検査項目が良いから男性は問題ないと言えないことが
示唆されています。
これまで女性の卵子の老化ばかりがクローズアップされてきましたが
どうやら男性の精子にも問題があるようです。
Cochrane Datebase(コクラン データベース)世界で最も信頼できる
データベースでは信頼性のある臨床データのある抗酸化サプリメントの
服用を継続すると15の臨床研究(964カップル)で
抗酸化サプリメントを服用したグループと服用しなかったグループに比べて
4.18倍妊娠率が高かったと報告しています。
そして一番大切な出産できた34の臨床試験2876カップルをまとめると
抗酸化サプリメントを内服した方が4.85番生児獲得率が高かったと
報告しています
精子は90日の時間を経て造られ射精されます。
3か月まずはエビデンスのしっかりとした抗酸化サプリメントを
ご服用ください。 ご夫婦、お二人で必ず頑張ってください。!!